ニューバランスのキッズシューズは子供の足の健全な発達をサポートする設計で人気ですが、モデル選びに迷うことも多いですよね。特に313と373の違いが分かりにくく、「どっちが我が子に合うの?」と悩むパパママも多いはず。この記事では、デザイン・サイズ感・機能性・価格などの観点から、ニューバランスの313と373の違いを詳しく解説します。

親子コーデを楽しみたい方や幅広甲高の子供におすすめのモデル、履き心地の違いなど、実際の口コミも踏まえながら比較していきます。子供の足型や用途に合わせた最適なモデル選びのポイントをしっかりお伝えするので、この記事を読めば迷わず選べるようになりますよ!
記事のポイント!
- ニューバランス313と373の外見・デザイン・機能の違いが分かる
- 子供の足型(幅広・甲高・標準)によるおすすめモデルが分かる
- それぞれのモデルの価格差や実際の履き心地についての口コミ情報
- 人気モデル996との違いや他モデルとの比較ポイントも解説
ニューバランスのキッズモデル313と373の違いとは?
- 313と373の基本情報は外見とデザインに大きな差がある
- サイズ感と足幅の違いは313の方が幅広甲高に対応している
- 機能性では313がC-CAPとCR搭載で高性能
- 靴底(ソール)の構造と特徴は使用シーンに影響する
- カラーバリエーションは373の方が豊富で選択肢が多い
- 価格差は373の方がリーズナブルで経済的
313と373の基本情報は外見とデザインに大きな差がある
ニューバランスの313と373は一見似ているように見えますが、細部のデザインには明確な違いがあります。313モデルは全体的に丸みを帯びたフォルムが特徴で、「N」のロゴも大きめでポップな印象です。子供らしいかわいらしさを重視したデザインで、ベルクロ部分にはニューバランスのロゴが入っています。
一方、373モデルはよりシンプルでクラシックなデザインを採用しています。面ファスナーは313に比べて細めで、かかと部分に「373」という数字ロゴが入っているのが特徴的です。大人のモデルに近い洗練されたデザインで、親子でリンクコーデを楽しみたい方にも人気があります。
現行のインファントサイズ(12.0cm〜16.5cm)モデルはそれぞれIZ313とIZ373、キッズサイズ(17.0cm〜)モデルはPO313とYV373という型番で展開されています。インファントモデルはどちらも1本ベルトのデザインですが、キッズサイズになると、313はそのまま1本ベルトであるのに対し、373はゴム紐+ベルトのデザインに変化します。
デザイン面では、313はより子供向けのポップさを、373はより大人っぽさを感じさせるデザインと言えるでしょう。実際にはどちらも子供に人気のあるモデルで、親の好みやお子さんの好みでどちらを選ぶかを決めるケースも多いようです。
靴自体の重さについては、同サイズで比較すると313が約93g、373が約85gと、373の方がわずかに軽量です。ただし、この重量差は子供が履いた際にはほとんど体感できないレベルだと考えられます。
サイズ感と足幅の違いは313の方が幅広甲高に対応している
ニューバランスの313と373を比較した際に、最も重要な違いの一つがサイズ感と足幅です。公式サイトの表記では、インファント(幼児)モデルのIZ313とIZ373はどちらも「W(標準〜やや幅広)」となっていますが、実際の履き心地は異なります。
独自調査の結果、313モデルはより甲高で幅広の足に対応するように設計されています。特に幅広甲高のお子さんに悩んでいる親御さんからは「313が一番フィットする」という声が多く聞かれます。靴選びに苦労するお子さんには、このゆとりあるデザインが非常に重宝されています。
一方、373は表記上は同じ「W」サイズでも、やや標準的な足幅向けの設計となっています。ニューバランスのキッズシューズは全体的に他ブランドよりは幅広めですが、その中でも313と373を比べると、明らかに313の方が広めと言えるでしょう。
実際のサイズ感を数値で比較すると、13.5cmサイズの場合:
- 313の中敷(縦):約14.5cm / 中敷(横):約6.3cm
- 373の中敷(縦):約14.3cm / 中敷(横):約6.1cm
この差は小さく見えますが、子供の足にとっては大きな違いになります。特に甲の高さについては数値では表しづらいものの、313の方が明らかに余裕があります。
サイズ選びのポイントとしては、普段履いているスニーカーのサイズよりもワンサイズ(0.5cm)以上大きめを選ぶのが基本とされています。甲高・幅広のお子さんは1cmアップまで検討してもよいでしょう。どちらのモデルも嬉しい0.5cm刻みでサイズ展開されているのは魅力的なポイントです。
機能性では313がC-CAPとCR搭載で高性能
ニューバランスの313と373の機能面での最大の違いは、313モデルに搭載されている「C-CAP」ミッドソールと「CR一体型シャンク」の有無です。これらの技術は子供の足の成長と歩行の安定性に大きく貢献する重要な要素です。
「C-CAP」ミッドソールとは、水に強くクッション性に優れたEVA素材を圧縮して作られた特殊なミッドソールで、優れた衝撃吸収性と反発性を持っています。このテクノロジーにより、子供が走ったりジャンプしたりする際の足への負担を軽減してくれます。
また、「CR一体型シャンク」は、かかと部分(ヒールのグレー部分で確認できます)に搭載されており、子どもの足がぐらつかないよう安定性を向上させる役割を果たしています。この機能により、成長期の子供の足のねじれを防ぎ、正しい歩行をサポートします。
373モデルにはこれらの特殊テクノロジーは搭載されておらず、通常のEVAミッドソールとなっています。これは軽量で一定のクッション性は持ちますが、313に比べると機能性では一歩譲ります。
機能性の違いをまとめると以下のようになります:
特徴 | 313 | 373 |
---|---|---|
ミッドソール | C-CAPミッドソール(高クッション性) | EVAミッドソール(標準クッション性) |
かかとの安定性 | CR一体型シャンク搭載 | なし |
総合的な機能性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
このような機能性の違いから、313は運動量が多いお子さんや、外遊びを頻繁にするお子さん、また足の形成に特に気を配りたい時期のお子さんに特におすすめできます。373は普段使いやデザイン性を重視する場合により適していると言えるでしょう。
靴底(ソール)の構造と特徴は使用シーンに影響する

ニューバランスの313と373モデルは、靴底の構造とその特性に大きな違いがあり、それが使用シーンの適性にも影響します。ソールは大きく分けてインソール(中敷き)、ミッドソール(クッション部分)、アウトソール(靴底)の3つのパーツから構成されています。
まず、インソール(中敷き)の違いですが、313は波状の凸凹デザインが特徴的です。この波状の形状は足裏を刺激し、足の発達を促す効果があるとされています。また、靴の中で足が滑りにくいというメリットもあります。しかし、この凸凹形状には砂や小石が詰まりやすく、洗っても完全に取れないというデメリットも。
一方、373はスタンダードなフラットな中敷きを採用しています。シンプルな形状で、砂などが詰まりにくく、お手入れが比較的簡単です。どちらのモデルも中敷きは取り外し可能で洗うことができるので、衛生面では安心です。
次に、アウトソール(靴底)の特徴です。313はより深い溝が刻まれており、グリップ力が高いのが特長です。そのため、公園や芝生などでの遊びに適しています。一方、373はアウトソールの柔軟性が高く、歩行がスムーズという特徴があります。
それぞれのソール特性をまとめると以下のようになります:
パーツ | 313の特徴 | 373の特徴 |
---|---|---|
インソール | 波状の凸凹あり<br>足裏刺激効果<br>砂が詰まりやすい | フラットな標準デザイン<br>シンプル<br>お手入れしやすい |
ミッドソール | 安定性と軽量性が高い<br>グリップ力が高い | クッション性と耐久性に優れている |
アウトソール | 溝が深い<br>滑りにくい<br>小石が挟まりやすい | 柔軟性が高い<br>歩きやすい<br>グリップ力はやや劣る |
使用シーンとしては、313は外遊びやアクティブな活動に、373は日常使いやタウンユースに適しているといえます。お子さんの活動内容や使用頻度によって選ぶとよいでしょう。保育園や幼稚園の置き靴としては、どちらも人気がありますが、外遊びが多い環境では313の方が適している可能性が高いです。
カラーバリエーションは373の方が豊富で選択肢が多い
ニューバランスの373モデルは、豊富なカラーバリエーションが最大の魅力の一つです。一般的なキッズシューズのカラー展開が2〜3色程度であることを考えると、373シリーズの10色以上という豊富な選択肢は特筆すべき点です。
373モデルはポップでカラフルなデザインが多く、鮮やかな差し色が入ったツートンカラーも豊富に展開されています。赤×青やピンク×グリーンなど、アクセントカラーと組み合わせたデザインが特徴的で、子供らしい元気な印象を与えます。
一方、313モデルもカラーバリエーションは豊富ですが、373に比べるとやや落ち着いた色味の展開が中心となっています。鮮やかな黄色も、313になるとマスタード系のような落ち着いた色味になる傾向があります。全体的にシックでナチュラルなコーディネートに合わせやすいカラーが多いという特徴があります。
カラー選びの参考として、それぞれのモデルで人気の高いカラーを以下にまとめました:
313の人気カラー:
- ブラック×ホワイト
- グリーン×イエロー
- ブラック×レッド
- グレー
- ネイビー
373の人気カラー:
- グレー
- ネイビー
- ブラック
- ピンク
- レッド
- ブルー
大人向けの373モデルも販売されているため、親子でお揃いのコーディネートを楽しみたい場合は373が適しています。子供の個性や好みに合わせて選ぶことも大切ですが、服装に合わせやすさを考えると、313はナチュラル系のコーディネート、373はカジュアルからポップなコーディネートに合わせやすいと言えるでしょう。
カラーバリエーションの豊富さは、子供のファッションの幅を広げ、自分で選ぶ楽しさも提供してくれます。複数持っている家庭では、用途やコーディネートによって使い分けるのも良いでしょう。
価格差は373の方がリーズナブルで経済的
ニューバランスの313と373モデルには、明確な価格差があります。公式価格でインファントモデル(12.0cm〜16.5cm)とキッズモデル(17.0cm〜)の両方を比較してみましょう。
公式価格(税込)比較:
- IO313(インファント):6,490円〜
- PO313(キッズ):7,590円〜
- IZ373(インファント):5,940円
- YV373(キッズ):6,490円
この比較からわかるように、同じサイズ帯で比較すると、373モデルは313モデルより500円〜1,100円ほどリーズナブルな価格設定となっています。子供の足は成長が早く、半年ほどでサイズアウトしてしまうことを考えると、この価格差は家計への影響も少なくありません。
価格差の理由は主に機能性の違いにあります。313モデルはC-CAPミッドソールやCR一体型シャンクといった高機能テクノロジーを搭載しているため、製造コストが高くなっていると考えられます。一方、373はよりシンプルな構造ながらも十分な機能性を持っています。
実際の購入価格は販売店やセールの時期によって変動しますが、Amazonや楽天市場などのオンラインショップでは定価より安く購入できることも多いです。特に373はセール対象になりやすい傾向があります。
また、ニューバランス公式サイトでは373シリーズの取り扱いがないため、購入する際はAmazonや楽天市場などの通販サイト、または実店舗での購入となります。一方、313はニューバランス公式サイトでも購入可能です。
子供の成長スピードや使用頻度、予算に合わせて選ぶことが大切ですが、機能性が十分で価格がリーズナブルな373は、コストパフォーマンスを重視する家庭におすすめのモデルと言えるでしょう。特に兄弟姉妹が多く、シューズの購入頻度が高い家庭では、価格差が家計に与える影響も考慮する価値があります。

ニューバランスのキッズモデル313と373はどんな子供におすすめ?
- 313がおすすめなのは幅広甲高の足を持つ子供
- 373がおすすめなのは標準的な足幅でカラーを重視したい子供
- ニューバランスキッズ靴のサイズ選びのポイントはワンサイズ大きめが基本
- ニューバランス996と313・373の違いは細身さと高機能性にある
- ニューバランスのベビーモデルとキッズモデルの違いとサイズ展開
- ニューバランス574モデルの特徴と313・373との比較
- まとめ:ニューバランス313と373の違いは機能性とデザイン志向の違い
313がおすすめなのは幅広甲高の足を持つ子供
ニューバランスの313モデルは、特に幅広甲高の足を持つお子さんに最適なデザインとなっています。日本の子供は欧米の子供に比べて相対的に甲高・幅広の傾向があり、一般的なスニーカーでは窮屈に感じることも少なくありません。そんな中、313モデルはこうした足の形状に合わせた設計が施されており、「なかなか合う靴がない」というお悩みを持つ親御さんから高い支持を得ています。
特に注目すべきは、313の全体的なフォルムがコロンと丸みを帯びていることです。これは単にデザイン上の特徴ではなく、甲の高さに余裕を持たせるための機能的な設計なのです。実際に履いてみると、つま先周りに適度な余裕があり、足指をしっかり動かせるようになっています。
また、313は安定性にも優れています。CR一体型シャンクの搭載により、かかと部分がしっかりと固定され、足首の安定をサポートします。これは成長期の子供の足の発達において非常に重要な要素です。不安定な足取りが改善されたという口コミも数多く見られます。
以下のようなお子さんに313は特におすすめです:
- 靴屋さんで「幅広」や「ワイド」サイズを勧められることが多い
- 靴を履くときに足の甲部分がきつく感じる
- 他のスニーカーブランドではサイズが合わない
- 足の指が窮屈に感じることが多い
- 歩き始めたばかりで足の安定性が必要
- 外遊びが好きで、グリップ力の高い靴が必要
口コミでも「甲高・幅広の男の子の足にピッタリのしっかりとした商品です」「タンがガバッと開くので履かせやすく、足育にも良い」という評価がみられます。特に初めての靴選びでファーストシューズとして選ぶ場合も、足の発達をしっかりサポートする313は安心の選択肢と言えるでしょう。
幅広甲高のお子さんの場合、通常よりワンサイズ(0.5cm)大きめを選んでも、313なら足幅や甲の高さに適切にフィットする可能性が高いです。迷ったときは店頭で試し履きをするのがベストですが、オンラインで購入する場合は、足のサイズに0.5〜1.0cm程度プラスしたサイズを選ぶとよいでしょう。
373がおすすめなのは標準的な足幅でカラーを重視したい子供
ニューバランスの373モデルは、標準的な足幅を持つお子さんや、デザイン性を重視したい方に特におすすめです。373は標準〜やや幅広の足幅に対応していますが、313ほどの余裕はないため、特に甲高・幅広でないお子さんにフィットしやすい設計となっています。
373の最大の魅力は何と言ってもカラーバリエーションの豊富さです。鮮やかな原色から落ち着いたアースカラーまで、幅広いカラーパレットから選べるため、お子さんの好みや服装に合わせて選ぶことができます。親子でお揃いのリンクコーデを楽しみたい場合も、大人モデルも豊富なカラー展開がある373は最適な選択肢です。
373はインソールがフラットなデザインで、砂や小石が詰まりにくく、お手入れが比較的簡単というメリットもあります。外遊びから室内まで、多用途に使えるモデルと言えるでしょう。
以下のようなお子さんに373は特におすすめです:
- 足の幅が標準的、またはやや幅広程度
- ファッション性や色の選択肢を重視したい
- 親子でお揃いコーデを楽しみたい
- 普段使いからタウンユースまで幅広く使いたい
- 比較的リーズナブルな価格のモデルを求めている
- 軽量で柔軟性のある靴を探している
実際の口コミでも「373はアウトソールの柔軟性が高く、歩行がスムーズ」「兄弟でお揃いを購入。色、デザインもよく、履かせやすくて満足」などの評価が見られます。
373の特徴的な点として、インファントモデル(IZ373)はベルトとベロがガバッと開く構造になっているため、子供自身も履きやすく、親も履かせやすいデザインになっています。ニューバランス公式アンケートによると、97%の保育教諭がニューバランスキッズを子どもに薦めたいと回答しており、「子ども自身でも履きやすく、大人も履かせやすい」という点が高く評価されています。
373はEVAミッドソールを採用しており、軽量でクッション性にも優れています。機能面では313に一歩譲りますが、日常使いには十分な性能を備えています。価格も313より抑えめなので、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめです。
ニューバランスキッズ靴のサイズ選びのポイントはワンサイズ大きめが基本
ニューバランスのキッズシューズを選ぶ際に最も重要なのが、適切なサイズ選びです。一般的に、ニューバランスのキッズシューズは「1cmの捨て寸(つま先の余裕)」が含まれているとされていますが、実際の選び方にはいくつかのポイントがあります。
まず、ニューバランスのキッズシューズは0.5cm刻みでサイズ展開されており、これは子供の足の成長に合わせた細かいサイズ調整が可能になっている点で非常に優れています。一般的に子供の足は1歳から3歳半までは3ヶ月で0.5cmずつ、3歳半以降は半年で0.5cmずつ成長するといわれていますので、この0.5cm刻みのサイズ展開は理想的です。
サイズ選びの基本的なポイントは以下の通りです:
- 基本は実際の足のサイズと同じ、または0.5cm大きめを選ぶ
ニューバランスのキッズシューズは捨て寸が考慮されているため、足の実寸と同じサイズを選ぶことが基本です。ただし、子供の足の成長を考慮すると、0.5cm大きめを選ぶことで少し長く使えるでしょう。 - 幅広・甲高の足の場合は0.5〜1.0cm大きめを検討
特に甲高・幅広の足の場合、サイズを大きめに選ぶことで甲部分のフィット感が向上します。この場合、かかとのフィット感をチェックして、大きすぎないか確認することが重要です。 - 試着時はつま先に1〜1.5cm程度の余裕を確保
理想的には、立った状態でつま先から靴の先までに約1〜1.5cmの余裕があると、足の成長や歩行時の足の伸びに対応できます。 - 靴下の厚さも考慮する
季節によって靴下の厚さが変わることも考慮して、やや余裕のあるサイズを選ぶと良いでしょう。
ニューバランスのキッズシューズのサイズ感は、モデルによって若干異なります。一般的なサイズ感として、996<373<313の順に大きく感じやすい傾向があります。つまり、同じサイズ表記でも313が最も大きめに感じられることが多いのです。
また、ウィズ(足囲)についても理解しておくことが重要です。ニューバランスのキッズシューズは以下の3段階のウィズが設定されています:
- M(やや細い-標準): E〜2E相当
- W(標準-やや幅広): 3E〜4E相当
- XW(幅広): F〜G相当
313と373はインファントモデル(小さいサイズ)では基本的にWウィズですが、キッズモデル(17cm以降)では373はMウィズに変わる点に注意が必要です。これが「17cm以降は313の方が幅広」と言われる所以です。
正確なサイズを測定するには、足長計やフットゲージを使用するのが理想的です。家庭でも簡単に測れる足のサイズ測定器具は1,000円前後で購入できますので、成長期のお子さんがいるご家庭では一つ持っておくと便利です。
ニューバランス996と313・373の違いは細身さと高機能性にある

ニューバランスのキッズモデルの中でも特に人気が高いのが、996、313、373の3モデルです。特に996は313や373と比較されることが多く、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。ここでは996の特徴と、313・373との主な違いについて解説します。
996モデルの最大の特徴は、スリムでシャープなシルエットと高い機能性です。996は313や373に比べて足幅がやや細めに設計されており、特に17cm以上のキッズサイズ(YV996)ではより顕著にスリムフィットの傾向があります。デザイン面でも大人の996に近い洗練されたフォルムが特徴で、キッズモデルながらも大人っぽい印象を与えます。
313・373と996の主な違いを以下の表にまとめました:
特徴 | 996 | 313 | 373 |
---|---|---|---|
サイズ感 | やや細め〜標準 | 幅広・甲高向け | 標準〜やや幅広 |
デザイン | シャープでスリム | 丸みを帯びたフォルム | スタンダードなデザイン |
機能性 | C-CAP搭載で高機能 | C-CAP・CR搭載で最高機能 | 基本的な機能性 |
カラー展開 | 定番カラー中心 | 落ち着いたカラー | 豊富なカラーバリエーション |
価格帯 | 高め | 最も高い | 比較的リーズナブル |
キッズモデルデザイン | 17cm以降ゴム紐+細いベルト | 一貫して1本ベルト | 17cm以降ゴム紐+ベルト |
996の特筆すべき特徴として、17cmを境にデザインが大きく変わる点があります。幼児(IZ)からキッズ(YV)になると、面ファスナーが細くなり、ゴム紐が追加されるなど、より大人っぽいデザインに変化します。これは313には見られない996ならではの特徴です。
機能面では、996も313と同様にC-CAPミッドソールを搭載しており、クッション性と安定性に優れています。また、靴底は砂が付きにくい設計になっているため、メンテナンス性も高いのが特徴です。
996は主に以下のようなお子さんにおすすめです:
- 足幅が標準〜やや細めのお子さん
- すっきりとしたデザインを好むお子さん
- 大人と親子コーデを楽しみたい(大人モデルもある)
- 定番カラー(ネイビー、グレー、ブラックなど)を好む
996は313と373の中間的な位置づけと言えるかもしれません。機能性では313に近く、デザイン性では373に近いモデルです。足の形状や使用シーン、好みのデザインに合わせて、3つのモデルから最適なものを選ぶと良いでしょう。
なお、価格は996もやや高めの設定となっており、インファントモデル(IZ996)で6,490円前後、キッズモデル(YV996)で6,930円前後が一般的です。機能性とデザイン性のバランスを重視するなら996も検討する価値があるでしょう。
ニューバランスのベビーモデルとキッズモデルの違いとサイズ展開
ニューバランスの子供向けシューズは、年齢やサイズに応じて「ベビー(インファント)モデル」と「キッズ/ジュニアモデル」に大きく分けられます。それぞれのモデルには特徴の違いがあり、お子さんの成長段階に合わせた選択が重要です。
ベビー(インファント)モデルとキッズモデルのサイズ展開は以下の通りです:
ベビー/インファントサイズ:
- 313シリーズ:11.0〜16.5cm(IT313/IO313)
- 373シリーズ:12.0〜16.5cm(IZ373)
- 996シリーズ:12.0〜16.5cm(IZ996)
キッズ/ジュニアサイズ:
- 313シリーズ:17.0〜21.5cm(PO313)
- 373シリーズ:17.0〜24.0cm(YV373)
- 996シリーズ:17.0〜24.0cm(YV996)
ベビーモデルは主に歩き始めの赤ちゃんから幼児(0歳6ヶ月頃〜3歳頃)向けで、キッズモデルは幼稚園から小学生(3歳半頃〜12歳頃)向けとなっています。ただし、これはあくまで目安で、お子さんの足のサイズに合わせて選ぶことが最も重要です。
ベビーモデルとキッズモデルの主な違いは以下の点です:
- ベルトデザインの違い:
ベビーモデルは全て1本ベルトの大きな面ファスナーで、簡単に脱ぎ履きができるデザインです。キッズモデルは373と996ではゴム紐+ベルトのデザインに変わります(313は引き続き1本ベルト)。 - 足幅(ウィズ)の違い:
ベビーモデルはほぼ全て「W(標準〜やや幅広)」サイズですが、キッズモデルは373と996が「M(やや細い〜標準)」に変わります。313だけは引き続き「W」サイズを維持。 - つま先部分のゆとり:
ベビーモデルはつま先に余裕がある設計で、足の指をしっかり動かせるようになっています。キッズモデルになると若干すっきりとしたデザインに。 - 軽量性と柔軟性:
ベビーモデルは特に軽量で柔軟性が高く設計されており、歩き始めの赤ちゃんの負担を減らします。キッズモデルは若干しっかりとした作りになっています。
特に注目すべき点は、17cm以降のサイズでは313だけが幅広(ウィズW)を維持しているという点です。373と996は17cm以降はウィズMに変わるため、幅広・甲高のお子さんは引き続き313を選ぶのが良いでしょう。
また、ベビーモデルには11.0〜14.0cmサイズの「ファーストシューズ」として特化したIT313というモデルもあります。これは特に歩き始めのお子さんのために設計された、より軽量で足への負担が少ないモデルです。初めての靴選びでは、このファーストシューズモデルも視野に入れるとよいでしょう。
ニューバランスのモデル名の頭につく2文字(IZ, YV, IO, POなど)は、対象年齢とサイズ帯を表しています:
- IZ/IO/IT = インファント(幼児)向け(12.0〜16.5cm)
- YV/PO = キッズ/ジュニア向け(17.0cm〜)
サイズ選びの際には、必ず実際の足のサイズを測定し、それを基準に選ぶことをおすすめします。特に成長期のお子さんは3ヶ月〜半年で靴のサイズが変わることもあるため、定期的な測定が大切です。
ニューバランス574モデルの特徴と313・373との比較
ニューバランスのキッズシューズでは、313や373の他にも人気の高い574モデルがあります。574は比較的新しく登場したモデルですが、その特徴的な設計と価格の手頃さから、人気が急上昇しています。ここでは574の特徴と、313や373との違いについて解説します。
574モデルの最大の特徴は、耐久性と使いやすさです。特に靴底のつま先と踵部分がラバーソールとなっており、摩擦が多い部分の耐久性が向上しています。また、履き口が広く開く設計と踵部分のフックループ(引っ掛け)があることで、子供でも簡単に脱ぎ履きができる点が大きな魅力です。
574と313、373の主な違いを以下の表にまとめました:
特徴 | 574 | 313 | 373 |
---|---|---|---|
デザイン | フックループ付き、靴紐タイプも | 丸みを帯びたフォルム | すっきりとしたフォルム |
足幅 | 幅広(W) | 最も幅広(W) | 標準〜やや幅広(W/M) |
ソール特性 | つま先・踵がラバーソールで頑丈 | グリップ力が高く滑りにくい | 柔軟性が高い |
履きやすさ | フックループと広い履き口で最も履きやすい | 広い履き口で履きやすい | ベロが開いた状態でキープする設計 |
価格 | 比較的お手頃 | 最も高い | リーズナブル |
適している用途 | 日常使い・耐久性重視 | 外遊び・安定性重視 | 普段使い・デザイン重視 |
574の人気の理由の一つは、その価格の手頃さです。一般的に574は313や996より安く、373と同程度かやや高めの価格帯で販売されています。耐久性の高さを考えると、コストパフォーマンスの高いモデルと言えるでしょう。
574モデルの特筆すべき特徴として、ベロ(舌部分)が戻りにくい構造になっていることが挙げられます。これにより、子供に靴を履かせる際の煩わしさが軽減され、忙しい朝の時間にも便利です。また、踵部分のループは、小さな子供でも自分で簡単に靴を履けるように工夫されています。
574は主に以下のようなお子さんにおすすめです:
- 自分で靴の脱ぎ履きをしたい自立心の強いお子さん
- 活発に動き回り、靴の摩耗が早いお子さん
- 履きやすさと耐久性を重視したい方
- コストパフォーマンスを重視する方
ニューバランスの574は、コスト面では373に近く、機能性では313に近いポジションにあると言えるかもしれません。特に子供の自立を促したい時期や、頻繁に靴を履き替える必要がある環境では、574モデルの使いやすさは大きなメリットになるでしょう。
カラーバリエーションは、ベーシックなグレー、ライトグレー、ブラックなどが中心で、313や373ほど多彩ではありませんが、どんな服装にも合わせやすい色展開となっています。574も検討対象に入れて、お子さんの足の形状や使用シーン、価格帯などを総合的に考慮して選ぶと良いでしょう。

まとめ:ニューバランス313と373の違いは機能性とデザイン志向の違い
最後に記事のポイントをまとめます。
- ニューバランス313は甲高幅広向け、373は標準的な足幅向けの設計
- 313はC-CAPミッドソールとCR一体型シャンク搭載で高機能
- 373はカラーバリエーションが豊富で親子コーデに最適
- 313は波状の中敷きで足裏を刺激するが砂が詰まりやすい
- 373は313より価格がリーズナブルでコストパフォーマンスが高い
- 313は外遊びや活発な活動に、373は日常使いに適している
- 17cmを超えるサイズでは313のみが幅広設計を維持
- 996はスリムな足向けで大人っぽいデザイン
- 574はフックループつきで子供が自分で履きやすい設計
- ニューバランスキッズのサイズ選びは0.5〜1.0cm大きめを基本に
- インファントモデルは幅広だが、キッズサイズは373と996は標準幅に変化
- どのモデルも脱ぎ履きしやすさを考慮した設計で保育士からも高評価
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
https://cotomono-blog.com/newbalance-313-373/ https://kurumido.jp/nyu-baransu-kizzu-313-373-tigai/ https://my-yuruiku.com/newbalance/ https://www.kosodateiruka.com/20160510%E3%80%90%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BA%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%91%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE/ https://www.g-foot.jp/feature_pages/kids_topics_3 https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9+373+%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC/100533/ https://www.ririnko-blog.com/nbkids-996-373/ https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9+%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BA+373/ https://item.rakuten.co.jp/facetoface/newbalance-fs996-1/ https://ouchi0103.com/621.html