ニューバランス576 コードバンは、スニーカーファンの間で「一生モノ」と称されるほど高い評価を得ている伝説的なモデルです。その深みのあるワインレッドに似た色合いと高級感あふれる質感は、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いスタイルに対応し、多くのスニーカーコレクターを魅了し続けています。

実はこの「コードバン」という名称、本物の馬革(コードバン)を使用していないにもかかわらず、その色合いから名付けられた愛称なのです。このモデルの大きな特徴は優れた耐久性ですが、ニューバランス特有の「加水分解」という現象や、様々な復刻版の違いなど、購入前に知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。
記事のポイント!
- ニューバランス576 コードバンの歴史と特徴について理解できる
- 新品と中古品の価格相場と購入時のチェックポイントが分かる
- 加水分解問題への対処法とリペアサービスの活用方法を知ることができる
- 類似モデルとの違いや最適な選び方について学べる
ニューバランス576 コードバンの特徴と歴史
- ニューバランス576 コードバンはどんなスニーカーなのか
- ニューバランス576 コードバンの誕生と歴史的変遷
- コードバンという名前の由来は本物の馬革ではない
- ニューバランス576 コードバンの特徴的なデザインと魅力
- ニューバランス576 コードバンはその耐久性で長く愛される
- オールレザーモデルとレザー/メッシュモデルの違いを解説
ニューバランス576 コードバンはどんなスニーカーなのか
ニューバランス576 コードバンは、ニューバランスのクラシックモデルの中でも特に人気の高いスニーカーです。このモデルは、1980年代に誕生した「576」シリーズの一つで、特にその深みのあるワインレッドに似た色合いが特徴的です。
ニューバランス576は元々1980年代に誕生したオフロードシューズ「576」のDNAを引き継いだモデルとして開発されました。500番台の系譜に属するこのモデルは、優れた安定性とクッション性を持ち、ファッションシーンで長く愛されてきました。
コードバンモデルは、その中でも特に高級感あふれる仕上がりで、スムースレザーをアッパー全面に使用しているのが特徴です。普通のスニーカーとは一線を画す高級感と上質さが、多くのスニーカーファンを惹きつけています。
ニューバランス576 コードバンの最大の魅力は、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いスタイルに合わせやすい洗練されたデザインにあります。年齢を問わず長く愛用できるクラシックなデザインは、流行に左右されない普遍的な価値を持っています。
この576コードバンは、単なるスニーカーを超えた「ライフスタイルシューズ」として、多くのファンに支持されているのです。次の項目では、その誕生の背景と歴史的変遷について詳しく見ていきましょう。
ニューバランス576 コードバンの誕生と歴史的変遷
ニューバランス576 コードバンの歴史は、1980年代後半に遡ります。まず576モデル自体は、80年代に誕生したオフロードシューズとして開発されました。その後、ファッションシーンでも人気を博すようになり、様々なバリエーションが展開されるようになりました。
コードバンカラーが初めて登場したのは、90年代初頭のことです。当時、日本市場向けにMade in U.S.A.「576」レザーのワインカラーモデルが発売され、これが後にコードバンと呼ばれるようになりました。1988年には復刻第1弾としてこのカラーが再販され、多くのファンの間で話題となりました。
1997年には日本限定で復刻版が登場し、再び注目を集めました。これ以降も、コードバンカラーは定期的に復刻され、その度に多くのファンが熱狂しました。時代によって細部のデザインや素材の質に違いはあるものの、基本的なデザインコンセプトは一貫して保たれてきました。
独自調査の結果、2021年にはニューバランスのアイコニックモデル「574」のシリーズからも、コードバンカラーに着想を得た日本限定モデルが登場しています。これは「90年代初頭に日本市場向けに発売されたMade in U.S.A.「576」レザーのワインカラーから着想を得た」モデルとして紹介されていました。
歴史的に見ると、ニューバランス576 コードバンは日本市場と特に深い関わりを持っていることがわかります。日本のスニーカーカルチャーの中で特別な地位を築いてきたモデルと言えるでしょう。
コードバンという名前の由来は本物の馬革ではない

「コードバン」という言葉を聞くと、本物の馬革(コードヴァン/コードバン)を想像する方も多いでしょう。しかし、ニューバランス576 コードバンの場合、実は本物の馬革を使用していないことが多いのです。
独自調査によると、ニューバランス576 コードバンは「コードバンレザー(馬革)ではないものの、カラーが似ていることからコードバンというカラー名称・愛称で親しまれた」とあります。つまり、その深みのあるワインレッドに似た色合いが、本物のコードバン革の色に似ていることから、この名称が付けられたのです。
本物のコードバン革は、馬のお尻の部分から採れる非常に希少な革で、耐久性が高く、独特の光沢と深みのある色合いが特徴です。高級靴に使われることが多く、非常に高価な素材として知られています。
ニューバランス576 コードバンには、本物の馬革ではなく、スムースレザー(牛革)が使用されていることが一般的です。しかし、その高級感あふれる仕上がりと深みのある色合いは、まるで本物のコードバン革のような印象を与えます。
このように、ニューバランス576 コードバンは素材ではなく、色合いからその名が付けられたことを知っておくと、購入時の混乱を避けることができるでしょう。なお、限定モデルや特別版では、実際にコードバン革を使用したバージョンが存在する可能性もありますが、一般的な「コードバンモデル」は色の名称として理解するのが適切です。
ニューバランス576 コードバンの特徴的なデザインと魅力
ニューバランス576 コードバンの最大の特徴は、そのエレガントなデザインと高級感あふれる仕上がりにあります。深みのあるワインレッドに似た色合いは、カジュアルすぎず、かといってフォーマルすぎない絶妙なバランスを持っています。
アッパー全面にスムースレザーを使用した贅沢な仕様は、一般的なスニーカーとは一線を画します。この上質な素材感は、履きこむほどに味わいが増し、経年変化を楽しむことができるのも魅力の一つです。
独自調査によると、「東京限定」のモデルでは「Tokyo Limited Edition」と「NBロゴ」のレザータグが付いたバージョンも存在しました。このようなディテールの違いは、コレクターにとって重要なポイントとなっています。
デザイン面では、ニューバランスの象徴的な「N」ロゴが控えめながらも存在感を放ち、全体的にシンプルでありながらもブランドのアイデンティティをしっかりと表現しています。このバランス感覚が、長年にわたって多くのファンに支持される理由の一つでしょう。
機能面においても、ニューバランス576 コードバンは優れた安定性とクッション性を持っています。これは日常使いはもちろん、長時間の歩行にも適していることを意味します。実用性とスタイルを両立させた稀有なスニーカーと言えるでしょう。
ニューバランス576 コードバンはその耐久性で長く愛される
ニューバランス576 コードバンの大きな魅力の一つは、その耐久性の高さです。独自調査によると、「オールレザーバージョンは10年以上きれいな状態で持つ」とされています。これは一般的なスニーカーの寿命を考えると、かなり優れた耐久性と言えるでしょう。
特に、カウンターライニング(かかとの内側)が豚革製のモデルは、布製のものと比べて格段に丈夫です。あるブログの記事によると、10年経っても穴が開かないという驚くべき耐久性を示しています。これは日常的に履く靴としては非常に価値のある特性です。
ただし、ニューバランスのスニーカーには「加水分解」と呼ばれる問題があります。これは「ニューバランスタイム」とも呼ばれ、ソールがボロボロに崩れたり割れたりする現象です。これはニューバランスのソールがウレタン素材であるため、空気中の湿気に晒されると化学反応が起きることが原因です。
この加水分解は、保管状態や使用頻度、使用条件によっても異なりますが、一般的に5~7年程度で発生するとされています。しかし、アッパー部分は非常に丈夫で長持ちするため、ソールの部分だけをリペアすることで、さらに長く愛用することが可能です。
ニューバランスジャパンでは、加水分解を起こしたソールのリペアサービスを提供しています。8,640円(情報時点)でソールの張り替えが可能とのことで、これを利用することで、お気に入りの576コードバンを長く履き続けることができるのです。
オールレザーモデルとレザー/メッシュモデルの違いを解説
ニューバランス576には、オールレザーモデルとレザー/メッシュの組み合わせモデルの2種類が存在します。これらの違いを理解することで、自分に合ったモデルを選ぶ助けになるでしょう。
オールレザーモデルの最大の特徴は、その耐久性の高さです。アッパー全体がレザーで覆われているため、擦れや摩耗に強く、適切なケアを行えば10年以上美しい状態を保つことが可能です。また、全体的に高級感があり、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いスタイルに合わせやすいのも魅力です。
一方、レザー/メッシュモデルは、通気性に優れているのが特徴です。夏場や蒸れやすい環境での使用に適しています。また、オールレザーモデルよりも軽量で、スポーティな印象を与えます。価格もオールレザーモデルよりやや手頃な傾向があります。
注目すべき重要な違いとして、カウンターライニング(かかとの内側)の素材があります。独自調査によると、オールレザーモデルでは豚革が使用されていることが多く、これが10年経っても穴が開かないという驚異的な耐久性の秘密となっています。一方、レザー/メッシュモデルでは布製のことが多く、これは比較的早く摩耗して穴が開きやすいとされています。
また、加水分解(ニューバランスタイム)の影響も、モデルによって若干異なります。一般的に、オールレザーモデルの方が全体的な耐久性が高いため、ソールの張り替えなどのリペアを行うことで、より長期間使用し続けることができるでしょう。
選択の際には、使用目的や予算、そして長期間使用するかどうかを考慮して、自分に最適なモデルを選ぶことが大切です。

ニューバランス576 コードバンの入手方法と価格相場
- 新品のニューバランス576 コードバンの価格と購入方法
- 中古市場におけるニューバランス576 コードバンの相場感
- ニューバランス576 コードバンの復刻版情報と入手難易度
- ニューバランス574など類似モデルとの比較
- 加水分解(ニューバランスタイム)の問題とその対処法
- ニューバランスジャパンのリペアサービスで長く愛用するコツ
- まとめ:ニューバランス576 コードバンは長く付き合える一生モノのスニーカー
新品のニューバランス576 コードバンの価格と購入方法
新品のニューバランス576 コードバンを購入する場合、まず知っておくべきは正規の価格帯です。独自調査によると、2021年頃の時点で現行の576コードバンは定価25,920円(税込)で販売されていたようです。現在は為替レートの変動や材料費の高騰により、価格が変わっている可能性があります。
最新のモデルでは、ニューバランス公式オンラインストアでの価格が参考になります。また、ニューバランスのオフィシャルストア(原宿、六本木、銀座など)でも購入可能です。こうした正規販売店で購入することで、確実に本物を手に入れることができます。
独自調査によると、2023年頃には35周年記念のニューバランス576 メイドインU.K.が37,400円で販売されていたとの情報もあります。特別モデルや限定版は、通常版よりも高価格になることが一般的です。
購入の際の注意点として、「あまりにも法外な安値が付いている物は中国製の偽物に間違いない」という指摘があります。ニューバランスの人気モデルは偽物も多く出回っているため、あまりにも安価な商品には注意が必要です。
正規品を確実に手に入れるためには、ニューバランス公式オンラインストア、直営店、または信頼できる大手セレクトショップでの購入をおすすめします。また、毎年様々なカラーバリエーションや限定モデルが登場するため、公式サイトやSNSで最新情報をチェックしておくとよいでしょう。
中古市場におけるニューバランス576 コードバンの相場感
中古市場では、ニューバランス576 コードバンは状態や年式、モデルによって価格に大きな幅があります。独自調査によると、Yahoo!オークションやメルカリなどのプラットフォームで取引されているようです。
中古品の価格帯は、状態が「中古品-可」程度のものであれば、13,000円~20,000円程度で取引されているケースが見られます。一方、「新古品・未使用品」や「中古品-ほぼ新品」といった良好な状態のものは、40,000円以上の高値で取引されることもあります。
特に希少な復刻版や限定モデルは、新品価格を大きく上回る場合もあります。例えば、1988年の復刻第1弾のモデルなどは、コレクターズアイテムとして高値で取引されることがあります。
中古品を購入する際には、以下のポイントに注意することをおすすめします:
- ソールの状態をしっかり確認する(加水分解が始まっていないか)
- アッパーの革の状態(シワやひび割れがないか)
- カウンターライニング(かかとの内側)に穴が開いていないか
- 正規品であることの確認(偽物も多く出回っているため)
- 販売者の評価や信頼性
あるブログ記事によると、ヤフオクで約1万円で1988年の576コードバンを落札し、その後ニューバランスジャパンでリペアサービス(8,640円)を利用することで、合計約1.8万円で新品同様のヴィンテージモデルを手に入れたという例もあります。このように、中古品+リペアという選択肢も視野に入れることで、より経済的に希少モデルを手に入れることが可能です。
ニューバランス576 コードバンの復刻版情報と入手難易度
ニューバランス576 コードバンは、これまでに何度か復刻版が発売されてきました。それぞれの復刻版には特徴があり、入手難易度も異なります。
最初の復刻は1988年に行われた「復刻第1弾」と呼ばれるものです。このモデルは現在では非常に希少で、中古市場でも滅多に見かけなくなっています。1997年には日本限定で再び復刻され、これも話題となりました。
その後も定期的に復刻版が登場していますが、最近の傾向として注目すべき点があります。独自調査によると、「復刻するたびに革の質が落ちている」という指摘があります。特に「復刻するたびに薄くなっている」という点は、品質にこだわるファンにとっては重要な考慮点でしょう。
2023年頃には35周年記念のモデルが販売されていたようですが、37,400円という価格設定もあってか、「思ったほど売れていない」という情報もあります。しかし、長期的に見ると「手に入らない革靴だと思った方がいい」との指摘もあり、将来的にはさらに入手困難になる可能性も示唆されています。
復刻版の入手難易度は、発売時期や生産数、そして人気の度合いによって変動します。限定モデルや記念モデルは、発売後すぐに完売することが多く、後から手に入れようとすると中古市場でプレミア価格が付くことも少なくありません。
入手を希望する場合は、ニューバランス公式サイトやSNSで最新情報をチェックし、発売と同時に購入できるよう準備しておくことをおすすめします。また、信頼できる大手セレクトショップなどでも取り扱いがある場合があるので、複数の入手ルートを確保しておくとよいでしょう。
ニューバランス574など類似モデルとの比較

ニューバランスには576以外にも人気の高いモデルがいくつか存在します。特に574は576と比較されることの多いモデルです。両者の違いを理解することで、自分に最適なモデルを選ぶ参考になるでしょう。
574と576の主な違い:
- デザイン: 574はよりカジュアルでスポーティな印象がありますが、576はやや洗練されたクラシックな印象です。
- 価格帯: 一般的に574の方が576よりも手頃な価格帯です。574は10,000円台からある一方、576は20,000円台からが多いです。
- 製造国: 574は様々な国で生産されていますが、576の多くは英国製やアメリカ製の高級モデルが中心です。
- フィット感: 両モデルでラストが異なるため、フィット感に違いがあります。一般的に576の方がやや細身のフィット感と言われています。
- クッション性: 574はENCAPミッドソールを搭載していますが、576はC-CAPやENCAPなど、モデルによって異なります。
独自調査によると、2021年にはニューバランスのアイコニックモデル「574」のシリーズからも、コードバンカラーに着想を得た日本限定モデルが登場していたようです。これは「90年代初頭に日本市場向けに発売されたMade in U.S.A.「576」レザーのワインカラーから着想を得た」モデルだったとのことです。
また、996や1400などの他のニューバランスの人気モデルも、576と比較検討される場合があります。これらのモデルもそれぞれ特徴があり、996はよりスリムでモダンなシルエット、1400は高級感と履き心地の良さで知られています。
選択の際には、デザイン性や価格帯はもちろん、用途や自分の足の形状なども考慮することが大切です。また、実際に店頭で試着してみることで、最も自分に合ったモデルを見つけることができるでしょう。
加水分解(ニューバランスタイム)の問題とその対処法
ニューバランススニーカーを長く愛用している方なら、「加水分解」という問題を聞いたことがあるかもしれません。これは「ニューバランスタイム」とも呼ばれ、ソールがボロボロに崩れたり割れたりする現象です。
この加水分解が起こる理由は、ニューバランスのソールに使用されているウレタン素材にあります。ウレタンは空気中の湿気に晒されると化学反応を起こし、時間の経過とともに劣化していきます。独自調査によると、保管状態や使用頻度、使用条件にもよりますが、おおよそ5~7年で加水分解は起こるとされています。
加水分解を完全に防ぐことは難しいですが、以下のような対策で進行を遅らせることができます:
- 風通しの良い場所に保管する: 湿気を避けるため、風通しの良い場所に保管しましょう。
- 定期的に履く: 長期間履かないでしまっておくよりも、定期的に履くことで素材に適度な刺激を与えることができます。
- 極端な温度や湿度を避ける: 高温多湿の環境や、逆に極端に乾燥した環境は避けましょう。
- シューズケアプロダクトを使用する: 専用のケア用品でレザー部分をメンテナンスすることで、全体的な寿命を延ばすことができます。
それでも加水分解が進行してしまった場合は、ニューバランスジャパンのリペアサービスを利用することができます。独自調査によると、アッパーの状態が良ければ8,640円(情報収集時点)でソールの張り替えが可能とのことです。
また、リペアサービスの対象モデルには制限があるので、事前に確認することが重要です。M1300J、M1400、M1500、M576、M996などの高級モデルがリペアサービスの対象となっていることが多いようです。
このように、加水分解は避けられない問題ではありますが、適切な対策とリペアサービスの利用により、お気に入りのニューバランス576 コードバンを長く愛用し続けることが可能です。
ニューバランスジャパンのリペアサービスで長く愛用するコツ
ニューバランス576 コードバンを長く愛用するための強力な味方が、ニューバランスジャパンが提供するリペアサービスです。このサービスを上手に活用することで、お気に入りのスニーカーの寿命を大幅に延ばすことができます。
独自調査によると、ニューバランスジャパンでは加水分解を起こしたソールの張り替えサービスを提供しています。費用は8,640円(情報収集時点)とのことですが、価格は変動している可能性があるため、最新の情報は公式サイトや問い合わせで確認することをおすすめします。
リペアサービスを利用する際のステップは以下の通りです:
- ニューバランスジャパンのリペアサービスセンターに電話し、必要な書類を送ってもらう
- 書類に必要事項を記入し、修理が必要なスニーカーと一緒に送付する
- リペアが完了したら代引きで支払い、商品を受け取る
リペアサービスの注意点として、対象モデルが限られていることがあります。独自調査によると、リペアサービス対象モデルはM1300J、M1300JP、M1300CL、M1400、M1500、M1500UK、M1700、M1700UK、M996、M576J、M576TK、M576(ENCAP)、M576(C-CAP)、M576UK、LM576UK、M577、M577UKなどとなっています。
また、ソールだけでなく、ライニング(踵の足入れ口の内側の革)の修理も別途料金で可能なケースがあります。ただし、カウンターライニングの修理は技術的に難しい場合があり、特にスニーカーの「袋縫い」構造のため、修理後もすぐに穴が開く可能性があるという指摘もあります。
リペアサービスをより効果的に活用するための追加のコツとしては:
- ソールの劣化が進行する前に早めに修理に出す
- アッパー部分も定期的にケアして全体的な寿命を延ばす
- 複数足を交代で履くことで、一足あたりの負担を減らす
以上のようなポイントを抑えることで、ニューバランス576 コードバンを長く愛用し続けることができるでしょう。

まとめ:ニューバランス576 コードバンは長く付き合える一生モノのスニーカー
最後に記事のポイントをまとめます。
- ニューバランス576 コードバンは、その深みのあるワインレッドに似た色合いが特徴的なモデル
- 「コードバン」は実際には馬革ではなく、色合いからの愛称である場合が多い
- 90年代初頭に日本市場向けに発売されたモデルが起源で、日本のスニーカーカルチャーと深い関わりがある
- オールレザーモデルは10年以上きれいな状態を保つことができる優れた耐久性を持つ
- カウンターライニング(かかとの内側)が豚革製のモデルは特に丈夫で長持ちする
- ニューバランス特有の「加水分解」現象があり、5〜7年程度でソールが劣化する可能性がある
- 新品の価格は2万円台後半から3万円台と高価だが、その耐久性を考えると長期的には経済的といえる
- 中古市場では状態や希少性によって1万円台から4万円以上まで幅広い価格帯で取引されている
- 復刻版は何度か発売されているが、復刻するたびに革の質が変わっているという指摘もある
- ニューバランスジャパンのリペアサービスを利用することで、ソールの張り替えが可能
- リペアサービスの対象モデルは限られているため、事前確認が必要
- 574など他のモデルと比較して、576はよりクラシックで洗練されたデザインが特徴
- 適切なケアとメンテナンスを行うことで、一生モノのスニーカーとして長く愛用できる
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- http://company.newbalance.jp/press/2021/p-56958
- https://auctions.yahoo.co.jp/search/search/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%20576%20%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3/0/
- https://jp.mercari.com/s/675546
- https://www.shinryo-hoshu.com/pcmypage?callback=product/review/62027168
- https://search.rakuten.co.jp/search/mall/new+balance+576+%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3/
- https://ameblo.jp/prains/entry-12497418662.html
- https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9+576+%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3/558885/
- https://ameblo.jp/natsukibeat/entry-12623966431.html
- https://bajajngp.com/171097950.shtml
- https://shoesmaster-komatsu.com/entry/2023/11/28/060000